interactive

開催概要

細胞、気象はスケールこそ違うが、常に変化するため詳細の理解・予測は困難であった。近年の顕微鏡の進化(4次元観測や超解像度顕微鏡)、レーダーなどの観測技術(30秒ごとに観測)とコンピューターの劇的な進化、ビッグデータ解析やスーパーコンピュータ「京」などを用いたシミュレーションにより、これまで見えなかった世界が開けつつある。このセッションでは、理化学研究所の研究者に、それぞれの取り組みをご紹介いただき、あらたなサイエンスの可能性を探る。

登壇者

大浪 修一 Shuichi Onami



理化学研究所生命システム研究センター発生動態研究チーム チームリーダー。
顕微鏡技術とコンピュータの性能が著しく向上したおかげで、分子や細胞、個体などさまざまなスケールで生命活動の高精度な時空間計測が可能になってきた。得られた膨大なデータを情報科学の手法で解析することにより生命を理解しようとする“データ駆動型生命科学”を推進。
略歴:
東京大学農学部獣医学科卒業、総合研究大学院大学生命科学研究科遺伝学専攻(国立遺伝学研究所)にて博士(理学)取得。
慶應義塾大学助教授、理化学研究所基幹研究所チームリーダーなどを経て、2011年より現職。


三好 建正 Takemasa Miyoshi



理化学研究所計算科学研究機構データ同化研究チーム チームリーダー。理研のスーパーコンピュータ「京」と、「フェーズドアレイ気象レーダ」という最新鋭の気象レーダを生かし、100m単位で30秒ごとにデータを同期し、高精度な天気予報シミュレーションを実現。実際のゲリラ豪雨の動きを詳細に再現することに成功。

略歴:
京都大学理学部卒業、メリーランド大学にて博士号(Ph.D.)取得。気象庁、メリーランド大学助教授などを経て、2012年より現職。



interactive