078KOBE ONLINE配信裏側大公開 「実際はこんな感じだったんだよね」(その1)

2020年5月2、3日に開催された078KOBE ONLINEは、様々なツールを使った企画もありました。従来、078KOBEのINTERACTIVEというチームでは、KIITOという会場でカンファレンス、トークショーを開催してきました。今回、イベント自粛という中で、可能性を模索し結果として様々なツールを使った企画もありましたが、1つの軸としてカンファレンスをオンライン配信するということをやりました。今回、2日間で10以上のセッションを連続で8時間にわたる長時間ストリーミングを行った結果得た知見を広く共有したいと思います。今後オンラインイベントが増えていくと思いますので、皆さんのイベント企画の参考になれば幸いです。

配信プログラム

5月2日、3日の通しの動画と各セッションの動画があります。適宜、リンクからご覧ください。

5月2日 https://www.youtube.com/watch?v=B0t8vPNi75M

時間帯タイトル
12:00〜12:20078KOBE ONLINE オープニングトーク
12:30〜13:10都市型フェスティバルの未来 〜After/Withコロナ時代のあり方を考える
14:30〜15:40これ、ベーシックインカムだとできますか?
16:00〜17:10テレポーテーションアバターロボットを使った遠隔授業参加 – テレロボ教育の可能性
17:30〜18:40Startup and Tech after COVID-19

5月3日 https://www.youtube.com/watch?v=Nox4D5ltflg

時間帯タイトル
10:00〜11:10行政はスタートアップの夢を見るか? ー仙台・姫路・芦屋・神戸の、最先端の行政xスタートアップー
11:30〜12:40「日本下戸サミット 〜下戸の夜明けぜよ〜」
13:00〜14:10「正しく恐れる」って難しい – インフォデミックを起こさないために私たちが出来ること
14:30〜15:40コロナショックに立ち向かう!神戸の飲食店を応援する取り組み
16:00〜17:30「コミュコレ!神戸 〜Community Collection KOBE 2020 online〜」
17:40〜18:00オンラインハッカソン結果発表
18:00〜18:20078KOBE ONLINE クロージングトーク

配信プラットフォーム「StreamYard」

紆余曲折ありましたが、Peatixのみなさんからのご紹介で、最終的にはStreamYardを使いました。TV会議システム、スイッチング、配信というこれまで別々に構築し、連結させてきた機能を1つにしたシステムです。ユーザーインターフェースもわかりやすく、とっつきやすいシステムなので、専門的な知識をさほど必要としないので、専門家がいなかったり、予算が限られている中でも十分なクオリティで配信を行うことができます。StreamYardの使い方は他の方の記事があるので、そちらをご参考にしてください。

結果として、通常のオンライン配信のスタンダードを大幅に超える7、8時間という長時間の配信となりました。

 5月2日5月3日
配信時間7:24:528:57:59

なぜStreamYardを選択したのか

当初はZOOMをベースに配信することを検討していました。ZOOMはビジネス上でのオンライン会議システムとして、比較的使い慣れてきていますし、YouTubeやFacebook配信することが可能です。なので、ZOOMでも基本的には成立しますし、大きな問題はありません。

一方で、StreamYardは配信を前提に構築されているので、いくつか配信するに当たって痒いところに手が届く機能があります。これらが理由となってStreamYardを採用することになりました。今回 StreamYardを採用するに至ったポイントを以下に記しておきます。

画面レイアウトがそれっぽい

結構これ、重要ポイントでした。一人をワンショットで抜く、全員を画面を出したりスクリーン共有をしたり、オペレーター側でかなり自由に行うことができます。ZOOMだと、基本的には「喋ってる人をピンで抜く」という形になるため、画面構成としてはこちら側ではコントロールできることがほとんどありません。SteramYardはその部分についてハンドルをくれている感じです。

StreamYardでの画面構成。実際のStreamYardの画面のキャプチャです。

また、ロゴを出したり、バナーを出したりティッカーを出したりすることもできます。これにより何の話をしているのかだったり、お知らせしたいハッシュタグやURLなどを画面に出すことができます。

登壇者とスクリーンシェア。下に出ているのがTicker(テロップ)。その場で書いています。

ライブコメントがいい

オンラインイベントでひとつ考えないといけないのが、オーディエンスとのコミュニケーションです。リアルイベントであればオーディエンスは目の前にいるので、その場の空気を拾って対応することができますが、オンラインだとそうはいきません。それをカバーするのがこの機能です。配信先であるYouTubeやFacebookはそれぞれコメントを投稿することができます。StreamYardではそれらのコメントを一元的に管理することができ、登壇者全員がそのコメントをStreamYard上で見ることができます。これによって、オンラインであってもオーディエンスからのコメントを適宜ピックアップして議論を展開するというInteractiveな状態を作ることができます。

画面下がYoutubeのコメントをピックアップして表示したもの。

アプリのインストールがいらない

登壇者にとってはそのイベントだけの為にわざわざアプリケーションをインストールしたりアカウントを作らないといけないのは手間です。またzoomのセキュリティ上の脆弱性が指摘されている為、所属機関によってはZoomの使用制限がかかっている場合もあります。StreamYardを使うと、登壇者は指定されたURLをクリックすればスタジオ(配信のための部屋)に入れるため、インストールやアカウント設定をすることなく配信イベントに登壇することができるため、障壁を下げることができます。また、コントロール側でスタジオに入れるプロセスを踏むことが前提になっているので不必要な入室を阻止しやすいということもあります。

次回予告

ということで、今回は、<その1>として「なぜStremyardを採用したのか?」ということを中心にお届けしました。次回は、実際にいろいろやってみて、見えてきた細かいノウハウ、Tips的な部分をお届けします。お楽しみに。

ご質問も随時承っております。お気軽にお問い合わせください。https://078kobe.jp/contact/


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